40代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。
編集部TAKAO
薄毛の悩みが始まったのは30代になったばかりの頃でした。
それ以前から髪の毛にコシが無くなり、頭頂部がやたらムズ痒くなる等の兆候はあったのですが、とある夏場を過ぎてから急に頭頂部や前頭部に掛けての分け目やつむじが広がり始め、強い日照や照明に当てると明らかに透ける様になってしまったのです。
確実に広がってゆく薄毛を前に焦り、イノベートやスカルプ等の育毛剤を定期的に購入したり、マッサージを日々行ったりと必死に育毛を頑張ったのですが、効果は出ません。むしろ成分が合わないのか痒みが強くなってしまい、フケが増える等逆効果となってしまいました。
それまで意識していなかった食生活も少しでも頭の皮脂を減らそうと和食中心にしたのですが、やはり効果はありません。やがて薄毛は頭頂部全面に広がり、髪型を維持するのが大変辛い状態になってしまいました。結局40歳を前に全て諦め、頭全体を短く刈り上げる「ハゲ坊主」スタイルにし始めました。
全体を剃った事で若干見栄えは良くなりましたが、日照や照明の強い場所に出ると薄い頭頂部と濃い側頭部や後頭部とのグラデーションがはっきり出てしまい、人前に出ると恥ずかしくなってしまいます。オフでこそ自由に帽子を被りごまかせますが、もちろん出勤時はそんな事は出来ません。
どんな風に思われているのか周囲の視線が常に気になり仕事に集中出来ないケースもあります。
年月が解決してくれるとは言いますが、神経質な性格だけに何年経っても慣れません。