薄毛・AGAのお悩み体験談_058(40代男性)

40代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。

編集部TAKAO

40代男性

高校中退し、ロングヘアーでバンド活動に勤しんでいた。

 

毛量には自信があったが、ある日頭頂付近の微妙なボリュームダウンに気付いたときは18歳だった。

19歳で当時の大検を経て大学に入学したときには前髪がお見舞い状態となっており、若ハゲを認めざるを得なくなった。

 

時代はまさにバブル絶頂期、本来なら急騰したバイト代を元手に学業そっちのけで遊びまくる青春を謳歌したかった。世の中浮かれて何もかも派手派手しい中、自分だけ対話している相手の目線が上方に行くことに常に気にする、自意識過剰なバケハゲしい暗い学生生活を過ごすことに。

 

バブル崩壊のタイミングで新社会人となり、薄毛のコンプレックスをバネに仕事に打ち込んだ。おかげで相応の評価を得、順調な出世を果たし、現在は会社で重要な地位にいる。

一方私が10代の頃、希少だった若ハゲ人口はバブル崩壊後の不景気が若者たちの心身に多大な影響を与え、20代半ばを過ぎる頃にはかなりの増加を見せた。

50歳を目前にしてスキンヘッドに。”失われた30年”でついに私は全頭髪を失ったが、逆に薄毛のお陰で人生の成功を得たのである。