40代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。
編集部TAKAO
私が子どもの頃、父はごく普通の髪型で、母は「髪の量が多い」と言っていました。
兄は髪を伸ばしており、兄も「量が多い」と言われていました。私はスポーツ刈りでしたが、子ども心に「わが家は髪の量が多い家系なんだ」と思い込んでいました。
やがて二十歳を過ぎて、友人(女子)とプールに行き、水から上がった私(その頃は長髪でした)を見た友人が何気なく「髪薄くない?」と一言。
その時から、私の意識は一変しました。床屋でも髪が細くなっていると指摘され、40代後半になっていた父も薄毛を嘆いていました。
私自身、それでも若い頃は、周りの人たちよりもやや薄い程度でしたが、やがて進行が早まり、あれよあれよと言う間に、今では目を覆うほどになってしまいました。
最近は薄毛の目立つ人はスキンヘッドにしたりもしますが、営業系のサラリーマンである私はさすがにそれはできません。
短めの丸刈りにするしかなく「ハゲメガネ」の呼称がピッタリになっています。無いものは無い。今さら生える訳ではない。
ずいぶん以前にそれを受け入れ、あきらめてはいます。
普段は自分では特に意識はしていませんが、撮られた写真を見たりすると、どうしてもそこに目が行きます。貧相で滑稽ですよね。
なぜ私が、と悲しい気持ちになるのは否めません。