40代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。
編集部TAKAO
若いときから、親戚のおじさんが禿げ頭だったので、俺も将来、禿げるんだろうかと思っていましたが、あれは、30代前半だったと思います。
仕事帰りの雨に降られて傘もなく、駅に駆け込んだあと、ふっと息をもらしたときのことでした。頭皮を流れる雨粒を感じました。
ツツツツという感じで流れていきました。
そのときは、特に意識しませんでしたが、記憶に鮮明に残っており、薄毛が進むにつれて、同じ体験が繰り返されることになりました。
もう、そこまでくると、「髪の毛が少なくなったからなんだなあ」と悲しくも理解することになります。
その後、順調にというか、薄毛は進むわけで、いつの頃からか、頭皮を流れる雨粒も気にしなくなってしまいました。
育毛剤を試した時期もありましたが、なるようにしかならないと薄毛を受け入れるようになっていきました。
まあ、一応、薄毛を感じ始めた頃に結婚はできていましたが。
今の技術であれば、育毛効果もすごいのかもしれませんが、坊主頭でも、自分らしい生き方はできるはずで、還暦を迎えれば、達観もできます。
特に、スモールライフが求められる老後に向けては、シャンプーなんか1本あったら1年は持つだろうし、なんなら、使わなくたっていいわけです。なんか、開き直りみたいですが、実感です。