60代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。
編集部TAKAO
もう随分前から「お父さん。なんか薄くなってきたね」と言われてきました。まぁ確かに、濃くはないよなぁ。
じつは妻のお父上の場合は逆に、お年寄りなのに頭髪が真っ黒。周囲の人達から「染めてるんちゃうか?」と思われるので、、、じゃなくて「思われてるんじゃないかと思うので」そのことで悩んでおられたようです。
「そんなの別にエエやん」と思うのは他人が思うことです。本人にすれば真剣な悩みになってしまうようですね。妻自身も美容院で「髪の毛多いですね」と行く度に言われるらしいです。
遺伝?それのどこが悩みやねん、とボクは思いますけど。
昔、子供の頃からおでこが広かったので「おでこが広い=その分だけ顔が長い」という理由でついたあだ名が「ウマ」。子供は残酷ですね。
たぶん、薄くなってきた男は皆んなそうだと思いますが、鏡に向かって頭をちょいとおじぎして頭のてっぺんを上目遣いで眺める、というか確認する。ん~ちょっと薄いよなぁ。
よく行く散髪屋では「薄くなってきたやろ」とボクが言う。
「気にするほどでもないですよ」「もっと薄くなってきたらもう丸坊主にしよ思てんねん」「まだまだ先で大丈夫」とかに会話がはずみます。なんか自分を貶めている気もします。
毛髪剤はまだ使ったことはありません。
もう60歳後半ですから、髪が薄くても誰も変だとは思わないはずですから。
自然です。
でもね、でもさ、そりゃぁもっと髪の毛がふっさりしてて、周囲から「素敵なロマンスグレーですね」なんて言われたいですよね。
髪の毛が薄いのも、また逆に濃いのも、本人にすれば悩みの種。
自信をもってぶつかって行けなかったりします。
劣等感というやつです。でも、劣等感は人を強くするような気もします。
がんばれ薄毛。男の勲章です。