30代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。
編集部TAKAO
若いころは髪の毛ふさふさでした。剛毛とまで言われたのです。
毛根はしっかりしていましたし、地肌はがうぶから見えるようなことはなく、びっしり覆われた髪の毛を分けて少し見えると程度でした。
それがいつのころからでしょう。ふとした拍子に見た鏡では、かき分けなくても地肌が見えています。
初めて見た時にはびっくりしました。
それは50歳くらいの頃でした。当時のことを思い返すと、仕事でストレスがたまり、不摂生もたたり、体調が最悪のころだったのではないかと推測します。
慌てて育毛剤を買いに走り、その日のうちにスプレーしたのを、いまでもはっきりと覚えています。
努力の甲斐もなくだんだん毛は少なく細くなり60後半の今では地肌が見えるのが当たり前、あと少しでひよこの頭です。
生活習慣が悪いのかと、タバコ酒はやめ、規則正しい生活をしていますし、食事にも気を使い、バランスの良い食事を心がけています。年を取ると脂漏性湿疹という皮膚の病気も出てきて、お医者さんにはそれが主な薄毛の原因だといわれています。
これは、加齢に伴う病気で、薬で治すことができる。
そして治ったらまた毛は生えてくるというものらしいのですが、まだ、私の場合は治っていません。
鏡を見るのが辛い状況は今でも続いています。