40代男性から頂いた薄毛のお悩み体験談です。
編集部TAKAO
証明写真を更新する度に実感する容姿の衰えの中でも特に薄毛化は辛いもの。
数十年前と比べ寂しくなり輪郭が露わになった頭部を目の前にすれば、落ち込まずにいられる男性は少ない事でしょう。
自分も10年程前にそんな経験を味わいましたが、年齢がようやく薄毛のイメージに追いつきほんの少し気分が楽になったところ。
それでも外出時や他人と会う際は「周囲から変に思われていないか」「不快感を与えてはいないか」とつい自意識過剰になってしまいます。
30代後半からスイッチが入ったのか急激に髪の毛にコシが無くなり、前頭部から頭頂部へと一気に薄くなっていってしまいました。
天辺だけならまだ何とか誤魔化す余地もあったのですが、生え際から進行した事やそのペースが急だった事もあり、有効な対策も取る事は出来ませんでした。
日々寂しくなってゆく頭部を晒しても友人や取引先との関係を維持しなければならず、恥ずかしさや気拙さでストレスが加速します。髪の毛関連の話題を何とかして避けたい相手の気持ちが手に取る様に分かり、開き直るまでは大変辛いものでした。
40代後半になった現在は髪型自由な現場系の仕事に転職し、髪の毛を綺麗さっぱり刈り上げています。
無様に盛り上がった側頭部の髪を剃り落とし見栄えはかなり良くなりましたが、自意識過剰は変えられずオフの外出時は帽子が欠かせません。
ただ友人の中にも薄くなり始めた人がチラホラと現れ、ようやく落ち着いて現状を見つめられる様になりました。